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合田雄一郎は58歳になる [読]

人間ドックの待合室で、普段は読むことのないものをと、何気なく毎〇新聞を手に取り小説欄を見て飛び上がった。
合田雄一郎が出ている!
図書館へすっ飛んでいった。タイトルは「我らが少女A」、昨年8月から連載が始まっていた。舞台は東京の多摩、ときは現在2017年、合田は警察大学校の教授で57歳の警視。同い年で義兄の加納は高裁の判事になっている。
風俗嬢が殺され、逮捕された同棲相手の供述から、彼女が12年前に起きた未解決の殺人事件に関係していたことが分かる。そして、その捜査の責任者が合田だった。
当時、高校生で「少女A」とされ重要参考人だった彼女を巡り、被害者一族、関係者たち老若男女の一人一人の様子が綿密に綴られていく中で、事件の全体像と、彼らの人生が浮かび上がろうとしている。大好きだった合田雄一郎はどのように刑事生活を終えるのだろう。
髙村薫は前作の「土の記」でも多くの賞を取ったが、さらに傑作の予感がする。毎日図書館に通うか、新聞を替えるか、どうしよう。

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