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修理も上手 [鳥]

ツバメが巣の修繕を始めた。昨年、抱卵中に何者かに襲われ巣を壊された。その巣を直している。
コシアカツバメも昨年育てた巣にやってきて、乗っ取ろうとするスズメを追い回している。同時期に子育てを始めるらしい。えらいこっちゃ。
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4月6日、ツバメが今年初めてやってきた。
24日夕方、一羽が巣に止まりぐぜるように鳴く。
25日、二羽で現れ巣に入り、一日中近くで見張っている。
26日、一日中雨で姿を見せなかったが、夜、巣に二羽でいる。
27日今日、所用で朝出かけ、10時ころに帰ってくると工事中 ^o^/
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2016年 抱卵中を襲われる
2015年 一度目はコシアカに卵を落とされたが、二度目で5羽巣立つ
2014年 11年ぶりに子育てしたが、生まれたばかりを猫に襲われる
2003年 5羽巣立つ
2001年 5羽巣立つ、二度目を始めたが途中で放棄
2000年 初めて子育てし、5羽巣立つ

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村上春樹「騎士団長殺し」 [読]

毎年ノーベル賞候補として騒がれ、なんとなく敷居が高くて敬遠していた。若いころに「ノルウェイの森」を読んだ記憶はあるが、筋も忘れてしまった。
今回、何年ぶりかの長編だということで手に取ったのだが、これが読みやすく実に面白かった。食わず嫌いとはこういうことだったのか。
若い画家が結婚して、生活のために意に反して肖像画を描いている。突然妻から離婚を切り出され、友人の別荘を借りる。そこは戦前に有名だった画家のアトリエで、隠されていた絵を発見する。
そこから不思議な出来事が重なり、自分を見つめ直すというようなことか。長編だが一気読みだった。

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ヨモツヒラサカスミレサク [詩]

「大和」よりヨモツヒラサカスミレサク
                   川崎展宏
昭和20年(1945年)の今日、沖縄へ向かった戦艦大和がアメリカ軍の攻撃を受けて沈没した。
句は、沈み行く大和から最後の無電が入る、黄泉の国へと続く坂道には菫が咲いている、というもの。俳句とは自然の美しさや人間の情感を詠むだけではなく、優れて社会的なメッセージを表現できるものだということを教えてもらった一句だった。
日本だけではなく世界中で右傾化が進み、自国中心主義者が台頭している。排他主義は悪魔のように人のこころに忍び込み争いの種をまく。今こそ「心の中に平和のとりでを築かなければならない」(ユネスコ憲章)。

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大岡信死去 [思]

大岡信さんが亡くなった。詩作や評論などで著名な方だったらしいが、私にとっては何よりも「折々のうた」のコラムニストとして大好きな人だった。
全国紙の1面に毎日、俳句や短歌が載る、それらのうたについてただ解釈するのではなく、読む者が想像を膨らませるコラムを書いてくれた。10年前に終了したときは本当にさみしかった。
連載は昭和54年開始ということだから27歳の時だった。それから30年近く楽しませてもらった。おかげで俳句や短歌がとても好きになった。合掌。

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映画「ムーンライト」 [観]

アカデミー賞作品賞受賞と聞いて観にいった。全く期待外れだった。
黒人の少年が女っぽいということでいじめられる。麻薬中毒の母親には愛されない。たった一人の友だちには裏切られる。
いじめられた仕返しをして刑務所に入り、出所後麻薬に手を染める。更正施設に入った母親を許し、裏切られた友だちに再会する。
それだけの話し。アカデミー賞は白人ばかりだ、という批判をかわそうとしただけではないか。

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辻原登「籠の鸚鵡」 [読]

1980年代バブル期の和歌山が舞台。役場に勤める慎ましい男の楽しみは、休日に町へ出て映画を観、少しの酒を飲むことだった。
あるとき、ふとバーに立ち寄ったことから転落が始まる。ママには不動産業を営む夫がいて、その夫の悪事につけ込むヤクザがいた。
実際にあった公金横領と暴力団の抗争を題材にした小説ということだが、スリリング、スピーディでとても面白かった。題名は主人公の一人であるママのことを指すのだろうか。
著者は芥川賞作家で70歳を越えているというのも驚く。

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