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萩原浩「海の見える理髪店」 [読]

今年の直木賞受賞作。これも予約して半年ほど待った。6作の短編からなる。
海の見える丘に店を出した初老の床屋。母との確執から家を出た娘。夫婦げんかして実家に帰った娘。冒険で家出した女の子。父の形見の時計を手にするリストラされた男。娘を亡くした夫婦。
いつか読んだ短編集「月の上の観覧車」と同じように、どの作品も主人公たちへのやさしい応援歌になっていて味わい深いが、冒険する女の子の「空は今日もスカイ」が一番印象に残ったかな。

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映画「ローグ・ワン」 [観]

封切りいの一番、朝の8時50分からの初回を見に行った。映画スター・ウオーズの外伝である。
第1作のエピソード4を見たのは40年近く前のことになるが、あのときの興奮は今も忘れない。帝国軍の最終兵器デス・スターを反乱軍が破壊する話しだった。
そのデス・スターの設計図を手に入れるために戦った兵士たちの活躍がサイドストーリーとして作られた。ジェダイやダース・ベーダーと違ってフォースの超人力を持たない者達が「フォースと共に」を合い言葉に結集する。
スター・ウオーズの底流である希望と家族愛を踏まえて、第1作につながる流れもよく練られているし、登場人物やアイテムも懐かしさでいっぱいになる。とっても面白かった。エピソード4を見ていなくても十分に楽しめる。
来年末といわれる本編の第8作も待ち遠しい。

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長岡弘樹「赤い刻印」 [読]

警察学校を舞台にした短編ミステリー集「教場」を読んでファンになった作者の作品。
切り詰められた文章の中に様々な伏線が張られ緊張して読む。分かったつもりになっても、さらに奥があってとても面白かった。
刑事の母と娘の「赤い刻印」、脳を病む女子医大生の「秘薬」、子どもに自殺された担任の「サンクスレター」、老母と授産所通いの弟の世話をする女の「手に手を」の4作からなる。

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東野圭吾「人魚の眠る家」 [読]

本を読んだのは久しぶり。リタイアしてからは本も雑誌も買うことがなくなった。何もかも図書館のお世話になる。
ただ、新しい本は全部順番待ちになる。この本は春ごろに予約して、ようやく借りられた。このあとにも100人以上も待っているらしい。
子どもがプールの事故でいわゆる植物状態になるという話し。かなり力を入れて書かれたように見受けられるが、読後感はいまいちというところかな。

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延命寺探鳥会 [鳥]

南海電車高野線の「三日市町」駅から「千早口」駅まで歩く探鳥会に行った。
大阪府営長野公園の指定管理者と河内長野野鳥の会の共催だった。春に続いて2回目になる。延命寺は夕映えの紅葉で有名だが、一番のシーズンは終わったようだった。
今日は12月とは思えない快晴で風もなく温かい。絶好の探鳥会日和だったけれど、少し冬鳥が少なくて寂しかった。
それでも37種を観察し、中でもタカ類でツミ、ハイタカ、ノスリが何度も出てくれてうれしかった。

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