So-net無料ブログ作成

浅田次郎「帰郷」 [読]

太平洋戦争に召集された兵士たちの物語。6作の短編からなる。
生還しながら故郷に帰れない男、玉砕の島で高射砲を修理する男、遊園地の幽霊屋敷でうずくまる男、不寝番のまま成仏できない男、傷痍軍人として物乞いする男、沈みゆく潜水艇の中の男。
声高に戦争の悪を書き立てるのではなく、太い潮流として反戦平和の願いが流れている。ただ、若い人たちはこのような小説を手に取ってくれるのだろうか。
まもなく戦後71回目の8月15日がやってくる。

kikyoasada.jpg

ベランダ占拠 [鳥]

コシアカツバメはみんな巣立ったものとばかり思っていたら、まだいた。
朝7時半頃、やけに近くで鳴くなと見たら、ベランダにうずくまっている。さてどうしよう。そっとしておくの一番だが、洗濯物が干せないし、捕まえて巣の近くの植え込みに乗せておくか。
思案していたら親が探しに来て、鳴き交わしたあと左の排水用の穴から外へ出て、外の洗濯物につかまってからどこかへ行った。
イマイチ好きになれないが、それでもヒナはかわいい。

kosiaka160728.jpg

「こげらつうしん」2016年8月号 [鳥]

河内長野野鳥の会の探鳥会の予定が発表された。
毎偶数月1日に発行される会報「こげらつうしん」の表紙に、向こう2ヶ月の探鳥会の予定が載る。バードウオッチング体験希望の方、大歓迎!
ただし、8月と10月の行事については会員限定です。
               *
〇8月 7日(日) 工作「パズルボックスを作ろう」
    暑い夏は探鳥会はお休み。
    それでも何か鳥に関係した催し物ということで、室内例会。
〇9月18日(日) 石川
    日本野鳥の会大阪支部の定例探鳥会と合同で行う。
    残暑厳しいが、タカの渡りが見られるかもしれない。
〇10月2日(日) タカ渡り探鳥会
    いよいよタカの渡りも本番。
    和歌山か奈良方面へ会員の車に分乗していく予定。

kogera201608.jpg

映画「帰ってきたヒトラー」 [観]

服装も顔もヒトラーにそっくりの男が、リストラされたテレビマンによって見出され、テレビに出演する。男はカメラの前で過激な演説を繰り広げ、視聴者は度肝を抜かれる。
やがて、かつてのヒトラーのモノマネ芸人として人気を博していくが、実は男は現代にタイムスリップしたヒトラー本人だった。正体に気がついたテレビマンが抹殺しようとするが、時すでに遅い。
格差が広がり、停滞感が蔓延している世界中で、洋の東西を問わず声高な煽動者が台頭している。とても笑える映画ではなかった。

hitler.jpg

稀勢の里を横綱にする会 [思]

稀勢の里は今場所も横綱になれなかった。ずっと期待してきて裏切られ続け、ここ3場所の昇進騒動にも、どうせダメさとうそぶきながらもハラハラの毎日だった。どこかのプロ野球チームと一緒やね。
やっぱりあかんなあ、とシラけて大相撲の中継を観ていたのだが、一瞬にして目が覚めた。解説の北の富士勝昭が「私は稀勢の里を横綱にする会の会長だ」と言ったのだ。
あのクールで辛口の元横綱がNHKの生放送中に言った。そうだ、好きならとことん応援しないでどうする。
がんばれ、がんばれ、がんばらんか。しっかりせい。もう一回、来場所がある。

kitanohuji.jpg

いつのまにやら巣立ち [鳥]

コシアカツバメが巣立った。サンコウチョウの濁ったような鳴き声がして外に出てみると、巣の下の窓枠に2羽止まっている。2羽ほど逃げたように思うが、正確な数は分からない。
6月10日に巣は完成していた。ツバメなら抱卵に2週間、孵化してから巣立ちまでに20日ほどだから、まあ似たような感じになるのだろう。いかんせん、巣の中が見えないからよく分からない。
加えて、5月に抱卵を始めていたツバメの巣を襲ったのがコイツだろうという思いが抜けないので、あまり親しみが湧かない。それでもまあ、雛はかわいいけど ^^;
その雛の横にツバメが止まり、コシアカの巣を見上げている。

kosiaka16072201.jpg kosiaka16072202.jpg kosiaka16072203.jpg

蓮實重彦「伯爵夫人」 [読]

元東大総長の作品で三島由紀夫賞を受賞し、会見のとき「迷惑な話。日本の文化にとって非常に嘆かわしい」と語り話題になった。
太平洋戦争前夜、貴族の家に居候する謎の伯爵夫人と当家の嫡男を巡る話しだが、ただのポルノ小説にしか読めなかった。
賞を与える方もそうだが、もらう方も嫌なら候補作になったときに拒否すればいいのに。
もっとも80歳にして、だからか、こんな過激な表現ができるのは感嘆する。

hakusyakuhujin.jpg

米澤穂信「王とサーカス」 [読]

カトマンズに滞在していた元新聞記者がネパール王暗殺事件に遭遇し、月刊雑誌の記者として記事を書く。騒然とした状況の中で殺人事件に巻き込まれる。
物売りの少年、修行僧、宿の主人、同宿の外国人、王宮警護の将校たちが謎めいていて、予想もしない結末になる。
事実を伝えるということはどういうことなのか。読み手はサーカスを観ているだけではないのか。なかなか重たい題材の小説だ。

kihgcircuse.jpg

「はじめての東北」ツアー [遊]

2泊3日で東北へ行ってきた。涼しいというより寒いくらいだった。
次は紅葉のときに行きたいものだ。

初日  曇 松島、平泉
2日目 晴 十和田湖、奥入瀬
3日目 雨 田沢湖、角館

matusima160707.jpg basyo160707.jpg towada160708.jpg oirase160708.jpg

映画「10 クローバーフィールド・レーン」 [観]

大阪は梅雨が明けたかのような猛暑日が続く。たまらずに映画館に避暑に出かけて観たのがこれ。予告編も何も知らなかったが、なかなか面白かった。
元アメリカ海軍兵士が有事に備えて地下シェルターを整備している。そこへ交通事故で負傷した女が運び込まれる。外は核戦争か、宇宙からの侵略で汚染され、中で生きるしかないという。嘘か誠か。
監督が先の「スター・ウオーズ」を作ったJ・J・エイブラムスだと後から知った。なるほど。

clobarfield.jpg