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中秋の名月は [詩]

残念ながら見られない。台風17号のバカヤロー。
ところで、こういう句をみると、つくづく家庭教育の大切さを思い知らされる。ダブルパンチだな。

ひとぞれぞれ書を読んでゐる良夜かな   山口青邨

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深山亮「読めない遺言書」 [読]

食堂を経営していた父親が孤独死した。
別居して教師になっていた息子が遺品を整理すると遺書があった。財産をすべて、ホームレス支援のNPOで働く、ある人に譲ると書いてある。
財産などあるのか、なぜ見知らぬ他人なのか。調べるうちに、あくどい貧困ビジネスの存在が明らかになり、息子は色仕掛けに嵌められるが・・・。
まあ手を変えた恋愛小説かな。

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二上山 [鳥]

奈良県の名山の一つ。雄岳には大津皇子の墓があり、雌岳は眺望がいい。
タカの渡りの季節になって、ここは地形的にいい場所ではなかろうか、と出かけた。結果は残念だった。
頂上には2時間ほどいただけだったが、サシバ、オオタカ、トビが1羽ずつ。この場所ではまだ時期的に早いのかもしれない。
ショックだったのは、1kmちょっとの山道だったのに、疲れ果てたこと。衰えか、運動不足か。

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伊坂幸太郎「夜の国のクーパー」 [読]

戦争で負けて国王が占領軍を受け入れる。
ところが、彼らは「クーパー狩り」に毎年徴兵されていた元住民たちだった。国王を廃した彼らに敵が攻め寄せる。窮地の彼らを救ったのは、疲れた「ガリバー」だった。
何かの寓話なのだろうか、訳の分からない小説だった。

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映画「天地明察」 [観]

冲方丁の小説の映画化。
江戸時代、囲碁の本因坊家と並び立った安井家の子が数学と天文の才にも恵まれ、唐伝来の暦の誤りを正し、日本初の暦を確立する姿を描く。
江戸の初期に天文観測の技法が確立していたのは驚きだが、まあそれだけだ。
高校時代、数学がさっぱり分からなかったせいもあるのだろう。

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藤谷治「花のようする」 [読]

かつてアイドルだった女優とカリスマのデイ・トレーダーの恋愛小説。
「船に乗れ」の作者だったから楽しみに読んだのだが、あまりにも別世界の話しで、今ひとつ面白くなかった。
「ようする」は「擁する」のことらしい。

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映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」 [観]

15年前といえば、何をしていたのだったか。
仕事も家庭のことも記憶は曖昧になってきているのに、このドラマはよく覚えている。シリーズ最後の作品だということで観に行った。
出だしも音楽も昔と一緒で、展開もあまり変わりないのに、少しも古びた感じがしないのは実はすごいことなのだろう。
結末は、これで終わりだということを実感させる。残念だが、物語はいつかは終わる。

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いつかこんな日が来たらいいな [思]

ゴルフはしたことがない。宮里藍と宮里美香の関係も知らない。いつも新聞のスポーツ欄を見るだけなのだが、今日はいい記事を読ませてもらった。
アマ時代は有名だったらしいが、プロでは芽が出ず、11年目で初めての優勝を飾った永井奈都の言葉。夢はかなう。おめでとう。
「いつかこんな日が来たらいいなと思っていたけど、まさか来るなんて」。

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ニホンミツバチ [鳥]

日本野鳥会大阪支部が主催する石川探鳥会に出かけた。残暑が厳しくて観察種数は少なかったが、まだ渡る雰囲気ではないハチクマが1羽見られた。
鳥は今ひとつだったのだが、思いがけずミツバチを見た。斜面の擁壁に設けられている排水パイプにさかんに出入りしている。養蜂業に使われるセイヨウミツバチではなくて、ニホンミツバチだと思うのだが違うかな。
こんな場所で大丈夫なのかと思うが、毎日雨が降っているところなので、奥は完全に詰まっているのだろう。

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角田光代「曾根崎心中」 [読]

近松門左衛門のお初と徳兵衛を、「八日目の蝉」の角田光代がリメイクした。
男が好きになる、女に惚れる。いつの時代も変わらないのだろう。お初の側から生々しく書かれている。
近松はどう書いたのだろうか。これは人形浄瑠璃を見に行かねば。

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映画「あなたへ」 [観]

ガンで死んだ妻が2通の遺書を残す。
1通は平戸の海へ散骨して欲しいということ。もう1通はその海がある郵便局留めになっている。
なぜこんなことを、と訝りながら男は勤め先の刑務所がある富山から長崎へ、定年後に二人で旅するはずだった改造ワゴン車で旅立つ。途中で出会った人たちや、妻の故郷での出来事が、男を新しい人生に向かわせる。悪人が出てこないのだが、応援歌だからまあよかろう。
健さんの映画は随分と久しぶりだが、81歳になったらしい。肩幅はすっかり寂しくなってシミも目立つが、背筋はしゃんと伸びている。まだまだ見せてくれるだろうか。

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萩原浩「花のさくら通り」 [読]

郊外の商店街。ご多分にもれず「シャッター通り」の危機が迫る。
ここに業績不振の広告代理店が引っ越してきた。よそ者扱いされながらも、街の再興に手を貸していくことになる。
大手代理店をドロップアウトした男、リストラされてエンジニアから団子屋を継いだ男、坊主見習い、キリスト教徒の娘、クセのある店主達が繰り広げる人情話。
くすくす笑って、しんみりする。お勧めだ。

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頼むぜ、WBC3連覇 [思]

日本プロ野球選手会がWBCに出てくれることになった。まずは目出度い、うれしい。
WBC運営の収益が大リーグ側に不当に多すぎる、という問題が解決されなかったとして、7月に不参加を決めたとき、残念だが仕方ないと諦めた。
今回、どういう変化があったのかよく知らないが、選手会の言うことは信用する。かつてリーグ再編に反対してストを打ったとき、震災で開催を延期しようとしたとき、何の役にも立たないコミッショナーよりも選手会の方が正しかった。
新井会長は自分の成績がふるわず大変なのに、よくまとめてくれた。がんばって代表に選んでもらえよ。

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映画「プロメテウス」 [観]

古代遺跡から共通する星座が発見され、太古の時代に異星人が地球に来ていたことが分かった。人類の起源を探るため、かの星に探査船が向かう。
そこで待っていたのは同じ「人類」だった。しかし、彼らが作った生物兵器が身を滅ぼすことになる。ただ、ロボットが勝手に人体実験するなど今ひとつよく分からない。
ネットで見ると、映画「エイリアン」の前日譚として製作された、とある。なるほど。

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アニー・ジェイコブセン「エリア51」 [読]

マリナーズ時代のイチローが鉄壁の守備を誇ったライトゾーン、の話ではない。
アメリカのネヴァダ核実験場の近くに軍事施設がある。その一角に存在するとされる秘密基地のレポート。
公文書の公開が先送りされている中で、多くの関係者とのインタビューを中心に、第二次大戦後、冷戦の中で軍備増強を進めていく様子が書かれている。もしこれが真実だったら、アメリカの民主主義、人権尊重の主張は大きく崩れることになる。
ただ、1947年にロズウェルに墜落したUFO事件がソ連の策謀だったというのは、説得力に欠けるかなあ。資料が封印されているので無理もないが。

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マーギー・プロイス「ジョン万次郎」 [読]

幕末、新しい時代を開くために活躍した中浜万次郎。
土佐沖で遭難した漁民の「ジョン・マン」の若き時代を、アメリカ人女性の児童文学家が小説仕立てにしてくれた。
救助してアメリカで生活させてくれた船長をはじめ、数多くの幸運に恵まれると共に、本人がいかに前向きに生きようとしたかが書かれている。彼が遭難した年代にあたる中学生にぜひ読んで欲しい本だ。
各章の扉に「葉隠」が引用されていて驚く。とても親日家なのだろう。

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映画「アベンジャーズ」 [観]

「日本よ、これが映画だ」なんて派手な宣伝の割にはたいしたことはない。
地球に侵略してきたエイリアンを6人のヒーロー、ヒロインが撃退する。彼らはアメリカで既に名を売っている主人公達だそうで、一人では敵わないと悟ってチームワークを組む、というのが売りのようだ。
でも、3Dも特撮もすっかり見慣れてしまい、物語にふくらみがないとすぐに忘れてしまう。
ただ、司令官の副官役をした女優は印象に残った。

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